わがこ!よそのこ!

創作イラスト&小説の、わが子よその子様のブログですっ!

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キャラクターメイク募集要項 

こんにちはこんばんは御機嫌ようございます!
お久しぶりでございます驟雨です^q^

今日は何カ月ぶりかの更新ですね・・へへ・・・へへへ・・・

ということで、新作の小説のキャラクターメイキングを募集に参りました!

キャラクターは早い者勝ち・・・?ですかね、
追記から本編で、↓からキャラクターの大雑把な名前と、
既に定まっているキャラクターの容姿です。



世界観:四天王に雇われるアルバイト少年のお話し。
    商店街にアジトを構えたよくわからん闇の組織。
    月間目標:「何事も諦めずに頑張ろう」詳しくは本文あらすじより



主人公(雨月さんにキャラメイクしていただきました)
『不知火学』(しらぬい まなぶ)17歳:命名雨月さん

まなぶくん

設定:母子家庭で妹持ち。貧乏の家の子でくそ地味
   商業学校に通っており、高校卒業後は就職予定
   それまで四天王の元でアルバイトをする予定

人種:人間




第一天王:『ヴィンセント』(キャラクターデザイン改善してくださる方募集)

第一天王ヴィンセント

設定:世界征服を企てる四天王の一人。
   本気で部下がほしい。何せ四天王に部下が一人もいないので。

人種:自称魔王



第二天王:『マリアローズ』(☆メイク者さん決まりました)

設定:魔女のまねごとをする四天王のうちの一人
   しょっちゅうびっくりメカつくったり、部屋で爆発起こしたり
   喋り方にちょっと特徴があります。

☆黒いローブをかぶせて、丸眼鏡、そして前髪を長くして頂きたいです
(眼鏡をとると美人にしたいので^q^)

人種:自称エルフ





第三天王:『ウィリアム』(☆メイク者さん決まりました)

設定:ぶっちゃけウィルさんみたいな人。
   でも四天王のおかんポジ。裏の支配者

☆金髪で碧眼ならよし
 あまり華美な服装は×

人種:自称人間(ぁ



第四天王:『金太郎』依頼中です!

設定:ネットサーフィンとコスプレが趣味の霊観体質の男の娘
   超毒舌。四天王のマスコット担当

人種:自称天使



アジトの隣の駐在さん:(名前がありません)(キャラメイク募集中)

設定:ヴィンセントと仲良しでいつも相談に乗ってくれてる
   対外四天王のやることには、またかと言って笑って許してくれるけど
   真面目で商店街の頼れる警官
   すごくつよい

人種:自称人間





主人公のお母さんと妹ちゃんも募集しています!
結構この二人も出番多いです_(:зゝ∠)_



それでは!追記から本編です
「我等恐怖のしてんのう!」
~プロローグ的なところ~

誰も信じてはくれないでしょうが、ボクは今、世界征服を企てる闇の結社で下僕として働いています。
平日は17時から20時の下僕、休日・祝日は11時から18時の下僕です。
下僕の仕事内容は、四天王のお世話、電話対応、その他たくさんの雑用です。
お給料は月、約束された4万円から技能給が加算されていきますが、
四天王の機嫌を損ねるようなことをすればその分だけカットされていきます。
そんなお仕事です。

「学ー。今日一緒に帰るよな?ゲーセン寄っていこうぜ!」

下校時刻を示すチャイムの鳴り響く校内で、ボクこと、不知火学は、荷物を纏めている最中でした。

「あ…うん。そうしたいんだけど、俺これからバイトなんだ…」
「え、何新しいバイト始めたの?やるねぇ学も…前のバイトクビになってから1週間も立ってないじゃん?」
「うん。そうなんだけど」

ボクはこの学校、高等部の2年です。
ボクがまだ小さい時に父親と母親が離婚し、母方についたボクと妹はとても貧しい生活を送っています。
この高校に入れたのも、支援金や色々なものを国からお借りしてなんとか通えている状態です。
ボクは地味でぱっとせず、クラス内でも目立たないので、友達も限られています。
今こうして話しかけてくれたこの友人は、本当に数少ないボクの友人の一人とも言えるでしょう。
その友人が言った通り、ボクは1週間前までファミリーレストランでアルバイトをしていたのですが、
何の因果か、クビになってしまい、途方に暮れていたのです。
ファミリーレストランの前にも、コンビニ、レンタルショップ、新聞配達と、色々なアルバイトをしてきました。
でも決まってクビになってしまいます。謎です。

「まあいいや。一緒に帰るくらいはいいだろ?地元だよな新しいバイトって。」
「そうだよ。カラクリ商店街で。」
「ああ、あそこか~。おっし!じゃあ新しいバイトのこと色々聞かせろよ~」

彼が駆けだして行くので、ボクも急いで帰りの用意をして、その後を追いました。

「でもきっと信じてくれないと思う…」
「何がだよ」

だって世界征服をしている闇の結社で下僕として働いているなんて言えば、ボクが彼だったら絶対に信じないし、
馬鹿にするどころか一頻り吹きだして、中二病はやめてくれと言うだろう。
でも事実なのです。事実だから、ボクは商店街でたまたま受け取ったそのバイト募集のチラシを電車の中で彼に見せてやりました。

「闇の結社…ああ、ヴィンセントんとこの。あの頭おかしいやつ、ああはいはいあそこね。俺もこのチラシ貰ったわ」
「え、ええ?!」

チラシの内容を詳しく読む前に、それを返してきた彼は、ボクを笑い飛ばすどころか、
はいはいなるほど、ああそうかと納得して見せました。

「知ってるの…?ヴィンセントさんの事…」
「知ってるも何も、あの風体じゃ地元で知らねー奴なんていねぇだろ。
 あ~…そうか、お前ちょっと抜けてるもんなあ…知らなくても不思議じゃねぇ、か」
「ええ…」

まあ確かにこのチラシを受け取った時のあの異彩は空間を歪ませるほどのものだった。…気もする。
ボクはたぶん、ヴィンセントという四天王の一人を見慣れてしまったのでしょうか。
確かに傍から見ればあの人や他の銘々はおかしな人ばかりで、近づき難いかもしれません。

「あそこのアルバイトなあ…給料はまずまずだけど、続くやつなんて居ないし、
 そもそも、居たのかすら知らないし」
「居たみたいだよ。でも2日目から来なくなっちゃう人が多かったみたい」
「ああ、超納得できるわ」

彼は力いっぱい頷きながら、電車から降りて行きました。僕もそれに続いて学校の最寄りの駅から3つ隣の、
カラクリ駅に到着し、二人で改札を抜けました。

「じゃ、バイト…じゃなかったな、世界征服頑張れよ」
「あ、ありがとう」

彼は本当に良い友人かもしれない。きっとこの先出番はとてもとても少ないだろうが、
ボクは彼のことを忘れない。アンビシャス友人。
駅で彼に別れを告げて、ボクは駅近くのカラクリ商店街へと向かいます。
世界征服のお手伝いのアルバイトをしにいくために。












つい3日前のこと、不知火学はアルバイトの求人を求めて地元の商店街、カラクリ商店街をさまよっていた。
家ではお腹を空かせた妹と、今病気で伏せってしまっている母がいる。
さらにそれから3日前にクビになってしまったファミリーレストランのアルバイトの給料も、
月初めの出費が重なり、4月の春色でも財布はすっかり冬景色になっていた。
こうしてはいられない。また次のバイトを探さないと。
と、心は急かすのに、ここは地元の寂れた商店街。
ちらほらと野菜屋肉屋魚屋パン屋など、まるで昭和中期を見ているような店ばかりで、
人も少なく、とても忙しそうにしている店もなかった。
ここにはやはりバイトの求人などはないのだろうか、だとすれば少し歩くがデパートまで行った方がいいだろうか。
古本屋前を通り過ぎた時、引き返してデパートの方へ向かおうと踵を返したのだが、
丁度後ろに居たのであろう人物にぶつかり、学は咄嗟に謝罪の言葉を並べた。

「すみませんすみません!あの、大丈夫ですか?お怪我などは……?」

その人物に打ち付けた鼻を押さえていると、目の前に一枚の紙を差し出された。
無言でそれを差し出す人の顔を見る間も無く、学はそれを受け取ってその内容を見た。
その紙にはでかでかとこう書かれている、『急募、下僕』と。

「貴様、素質があるようだな。我が下僕に相応しいその腰の低さ。そのいかにも幸薄そうな佇まい。
 金も無ければ恋人の一人も居ないそんな地味な貴様に素敵な自分探しのチャンスをくれてやろう。感謝しろ」
「は、はあ」
「というわけで我が下僕となるがよい!」
「はあ。あ、すみませんボク急いでいるのでこれで…」

新手のカツアゲだろうか。にしてもこの服はどこで売っていたのだろうか、恥ずかしくないのだろうか。
色々考えている間にその華美な風体の男の脇を通り過ぎようとしたその時、肩を掴まれ、渡されたチラシを取り上げられて、
目の前へと突きだされた。

「まあよく読むがよい。悪い話ではなかろう。
 貴様、先ほどからバイトの求人誌を読みながら歩いておったところから察するに、金が要り用なのだろう。
 我が下僕として働くならば基本賃金4万円を保証し、その上から貴様の技能に合わせて加算給をくれてやる。
 それほど難しい仕事内容ではない。我が下僕…いや、四天王である我等の下僕として、
 平日5時、…ふむ、今丁度5時であるな。今から夜8時まで労働を提供するのみなのだ。
 この不景気、貴様のように地味でパっとしない男を雇うような心優しき魔王はここにしかおるまいて」
「あの、ボクは別に魔王や四天王に下僕として雇ってほしいほどではないので…
 他を当たります。お声を掛けて頂いてありがとうございました。それからぶつかっちゃってすみませんでした。
 それでは、失礼しま―――」
「待て待て待て!貴様にはこの話を聞いたのだ!生かして返すわけにはいかん…!」
「え、ちょっと!」

その男は、学の襟首を掴み、夕日の射す方へとぐんぐん歩いていった。
道半ばで商店街の小さな交番を見つけ、学はふと「おまわりさん!助けてくださいカツアゲです!」と叫んだのだが、
中で書きものをしていた警官は、ふっと顔をあげて、こちらに手を振ってニコニコとしていた。
そして学の襟首を掴み、引っ張り回す人物も、無表情でそれに手を振り、やがて交番と店の間の、
暗い路地へと学を引きこんで行った。

もしこの人が本当に怖い人で、いつの間にか聞かされていた機密事項を守るために、
自分を生かして返すわけにはいかないと言うのが事実だったのならばどうしようと、
商店街の光が遠のいて行く中で、学の額には汗の粒が浮かんでいた。

「あ、あのお!」

学は緊張のあまり、声を裏返しながら自分を暗がりへと引き込んでいく人物に声をかけた。

「何用だ」

暗い中でその人物の表情はうかがい知れない。
だが重々しい声を返してきたところを聞くに、機嫌があまり良いとは言えないだろう。

「あ、あの!…ボク、お金はあまり持っていなくて!」

「ええい黙れ。我がアジトの場所が一般市民やご近所さんに知れ渡るだろう戯けが。
 貴様の話は中でたっぷりと聞いてやる。あと貴様が金の無い事など誰でもわかるだろうよ。」

やがでその人物は立ち止まり、学を離すと懐から鍵を取り出して鍵穴へとそれを刺し込んだ。
今なら逃げられる。しかしこの人物からは逃げ切ることができるのだろうか、そんな錯覚を覚えて、
学は腰を上げることができずにいた。
葛藤の中で、扉が開く音が聞こえ、その人物は学に冷たく「入れ」と吐き捨てた。
言われるがまま、その扉の開いた中に入り、すぐに見えた地下へと通じる階段へと降りて行くと、
もうひとつの扉に差し掛かり、それを開けろと指示をされて入っていった。

「我がアジトだ。どうだ庶民よ。限られたものしか入ることを許されぬ空間と言うモノは。
 足が震えておるのか?それとも歓喜に胸を躍らせて声も出ぬか!
 これだから庶民というものは」
「いえあの…、…普通の、お家ですよね」
「何を言う。我がアジトぞ」

まず見えたのは玄関、日本式で靴を脱いで入るものらしい。客人用のスリッパまでしっかり用意されて、
靴も綺麗に整頓されている。玄関に飾られている花も綺麗ではあるが華美ではなく、どこか儚さも兼ね備えられた
美しいものだった。

「綺麗なお花ですね…」
「我が育てたからな」
「…?」

聞き違いだろうか、この人物、とても花を弄うような人物には見えない。
赤毛とマントを揺らしながら、玄関で靴を脱ぎ、スリッパへと履きかえる自称魔王。
趣味は恐らく、聞き違いでなければ園芸、なのだろう。
学はもう今さら逃げるなどという発想には至らず、その園芸魔王に続いてスリッパに履き替え、その後を追った。

途中にもいくつか扉を見つけたが、園芸魔王は廊下を行った一番奥の扉を開き、学を迎え入れた。
やはりここも普通の一般家庭のリビングのようである。
テレビがあって、ソファがあって、食卓テーブルがあって、奥にはダイニングキッチン。
まあ少し理想的な家ではあるが、そこまで特別なものには感じない。
魔王はマントをはずし、ソファの背へとそれを掛けると、すぐに食卓テーブルの椅子へと座り、
何故か顔の横で二回てを打ち鳴らした。
その様子をぼうっと見つめていると、自称魔王は不機嫌そうな顔をしてもう一度同じ動きを繰り返した。

「…貴様、何をしておるのだ」

魔王が口を開くと、今日一番の不機嫌な声を出していた。
誰が見ても何かに怒っていると思えるほどの顔もしている。
学は何に怒っているのかわからず首を傾げ、は?と返した。

「茶を淹れぬか馬鹿者め!我もう面接試験は始っておるのだぞ!」
「え…ボク受けるとは一言も…」
「いいから早くせぬか。我は下僕募集のためのビラ配りとやらで消耗しておるのだ。
 一刻も早く紅茶を飲みたい。早うせい」
「は、はあ…」

なんなんだろうこの面接試験は。
魔王の座る食卓の側を通り、キッチンへと向かうと、学は色々な棚を開けて、ケトルと茶葉を探し当てた。
妙に整頓され、砂糖や塩などの調味料も分かりやすく小分けされていた御蔭で、
紅茶を沸かすのもお手の物であった。
角砂糖を皿に添えて、淹れた紅茶を自称魔王の前へと差し出すと、うむ。と一言呟いて
魔王は紅茶を啜った。

「ふむ…。まあ第三天王の淹れる紅茶には適わぬが、まあまあの出来、であるな。
 貴様他に何が出来る?特技は何だ。趣味も教えろ」

やっと面接らしい質問が来て、安堵を覚えたのは何故だろう。
この人物と初めてまともな会話ができたからなのだろうか。

「特技かどうかは分かりませんが…一応家事全般は。
 それから、学校が商業科の学校なので、電話対応の検定や、帳簿付けの検定なんかも取っていて…、
 あ、これと言って趣味はありません」
「ふむ。眼鏡で地味で貧乏な貴様には文武相応だな地味代表め。
 …しかしますます気に入った。貴様が家政婦のようなマネごとが出来るとなると、
 第三天王も世界征服に向けての活動もしやすくなるだろう。」
「第三天王…?」
「今我がこのアジトの掃除家事全般を取り行っている者だ。どれ、挨拶代わりに呼んでやろう。」

食卓テーブルに魔王が手をかざすと、テーブルの表面にうまく隠されていた蓋が開き、
ボタンが現れて、魔王は迷い鳴くそれを押した。すると、学校でよく耳にするあの呼び出し音のような者がこのアジト充に響き、
そしてその後に録音音声が流れる。

『くっ…こ、これでマイクのは入っておるのだろうな!』
『入ってるよ~とっても声入ってるよ~だから早く喋ってよ~。』
『うむ。…第三天王!急を要する問題が発生している。至急四天王会議室まで来るのだ!』

と、なんともぐだぐだな音声が流れて、ガチャンという音でそれが途絶えた。
なんなんだろうか、あれは、もしかしてあれだけの為にこんな装置を作ったのだろうか。
だとしたらなんという無駄遣いなのだろう。携帯でいいではないか、と心の中で攻め立てていると、
ふと四天王会議室もといリビングの扉があき、顔面に笑顔の張りついたような男が現れた。

「呼びましたかヴィンセント」
「うむ。今日は早かったなウィリアム。」

あ、今初めて名前を聞いたが、やはり外見に合わせて名前は洋名なのか。
にしてもこの第三天王と呼ばれていたのであろうウィリアムという男、
自称魔王のヴィンセントに比べてシンプルな服装である。白いワイシャツに、暗めの色のジーンズ。
金髪に碧眼がよく映えるものだ。物腰もさわやかで笑顔も良い。
第一印象はヴィンセントよりはるかにマシだった。

「おや、またアルバイトの子をむりやり誘拐してきたんですか?
 困りますよ。また通報でもされたらもみ消すの大変じゃないですか」

もみ消す?

「そこは貴様の役割のはずだウィリアム。」
「俺だって家事で忙しいんですから。…でも、なんだか今回は様子が違いますね?
 しっかり紅茶も淹れられたみたいですし。」
「うむ。こやつはなかなか下僕として見込みがあるぞ。
 貴様の仕事も半減し、世界征服への仕事にも精を出せるな!」
「あはは。善処します。でも彼はまだよくわかっていないようですよ?大丈夫なんですかヴィンセント」
「何。金さえ出せば馬車馬のように働くに違いない。」


とても失礼なことを言われているはずなのだが、ちっとも悔しいと思わない。
ヴィンセントはそんな学を鼻で笑いながら、カップに残った紅茶を全部飲み干した。

「貴様、そういえば名をまだ聞いていなかったな。
 今知ったと思うが、我は第一天王、つまりこのアジトの最高責任者、第一幹部、リーダーである、ヴィンセントだ。
 そしてこっちの金髪がウィリアム。第三天王だ。」
「は、はあ。」
「貴様の名を名乗れ」
「あ、はいボクは―――」

と、名乗ろうとしたその時だった。
ドォォォォオンと爆発音が響き、食卓テーブルが僅かに揺れて、リビングの扉が開けられる。
そしてその開けられた扉からは、煤まみれになった丸眼鏡の少女と、煙が入ってきた。
またかと漏らしたウィリアムは足早にキッチンへと向かい、換気扇を回し始めた。

「おい、第二天王マリアローズ。あれほどアジトの中で爆発を起こすなと言ったであろう」
「ひ~え~。ごめんなさいよ~。マリアもびっくりの爆発だったよ~ゲッホゲッホ」

せき込みながら、真っ黒なローブをパンパンと払う少女。
煤まみれの眼鏡をはずしてそれを拭いているが、前髪とフードのおかげで顔を窺えない。
真っ黒になった顔を、ウィリアムに差し出されたぬれタオルでごしごしと拭いて、
牛乳瓶の底のような厚さ眼鏡を掛けると、前髪をかきわけて、ずいと学に近づくと、
学を凝視して言った。

「ヴィン~新しいモルモットか~これ~モルトットか~?」
「も、モルモット?!」
「いやマリアローズ。こやつは新しくこのアジトに迎え入れる予定の下僕だ。
 モルモットではない」
「あ、そ~なんだ~よろしく~眼鏡だね~よろしく~」

煤まみれの手で学の手を握り、ぶんぶんと振ると、マリアローズはヴィンセントの座る食卓の椅子に座り、
置かれていたケトルから紅茶をカップに注いでいた。

「分かったと思うがこやつが第二天王である。」
「あ…はい。あの、ここはお聞きした方がいいと思うのですが、ちなみに、第四天王さんは…?」
「そこに居る」

指を指した先、こちらに背を向けていたソファで、僅かに見えるリボン。
よく見ればふらふらと揺れている。
可愛らしい青いリボンは華美に装飾されており、ゆっくりと近づくとそこには金髪の少女(?)が居た。
その膝にはパソコンが乗せられており、パチパチと慣れた手つきでタイピングをしていた。
学がのぞているのに気付くと、その少女(?)は疎ましそうにこちらをにらんでパソコンを閉じ、
ソファから飛び降りるとこちらに向き直っていった。

「何…」
「え…っと、すみません。あの…」

まるで不思議の国から抜け出してきた少女のように愛らしい服装。
これはどこかで見たことがある。確か、ロリータファッションとでも言っただろうか。
少女(?)は相変わらずこちらを睨んだままで、助けを求めるようにウィリアムに視線を送ると、
ウィリアムはヴィンセントにそれを流した。

「奴が第四魔王。金太郎である」
「き、金太郎、ちゃん…?」
「趣味はネットサーフィンとコスプレだな。」
「こんな小さな女の子が…」

学が女の子と口にした瞬間、ヴィンセントはくすくすと笑って首を横に振った。

「金太郎は一見少女のようであるが、生物学上は男だ。このアジトの女はマリアローズしかおらぬ。
 名前を聞けばわかるであろう?和名で一番男らしい名前をつけてやったのだ。
 金太郎。うむ。男らしく堂々たる名だ。」
「貴方が付けたんですか…?!……なんてひどい」
「何か言ったか?」

後ろの言葉はヴィンセントには聞こえない様子だった。しかし、金太郎はないだろうと思いながら、
学は気まずい空気のなか、金太郎に握手を求めて、苦い笑顔を作った。

「あの、よろしく、ね」
「なれなれしい。」
「え?」
「機嫌取りなんてしなくていいから、少し静かにしてくれない?下僕なんだかモルモットなんだか
 ぼくにはどっちでもいいから、早く済ませて静かにしてよ。目障り耳触りだよまったく。」

可愛い見かけによらずとてつもなく毒舌だ。
学は大人しく手を引っ込めると、一度何を言われたのか理解できず、きょとんとしていると、
金太郎はまたソファに座ってパソコンを開いた




以上です。

ここ等辺までのせれば・・・たぶん・・・キャラメイクできる・・・かな・・・?
ご質問等あればメールフォームorコメントよりお待ちしておりますので!お気軽にご相談くださいませ!

それでは、素敵なキャラクターメイクお待ちしております(`・ω・´)
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2013/08/20 Tue. 21:40  edit

Category: 我等恐怖のしてんのう!

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